公演を打つには大道具や小道具・衣装に受付周りの備品など、必要なものがたくさんありますよね。
しかし、そんなたくさんの備品を普段どこに保管・管理すればいいか困ったことのある劇団は多いのではないでしょうか。
大道具はもちろん、衣装にも普段使いがしにくいものもあります。
でも、毎度廃棄して公演のたびに買い集めるのは労力とお金がもったいない!!
そこで今回は、劇団における備品管理について解説していきます。
宅配型トランクルームに預けてしまうのがオススメ!
受付用の備品やよく使う小道具など、次も必要だけど自宅に置く場所がない……
そんなときは宅配型トランクルームを使うのがオススメ!
専用の段ボール箱に梱包して宅急便で発送するだけで荷物を安全に保管してくれます。
オススメは「サマリーポケット」
宅配型トランクルームのサービスを行っている業者は数多くありますが、
中でもオススメは「サマリーポケット」!
個人的にコレクションや過去の台本などを整理するのにも重宝しています。
サマリーポケットではボックスのサイズやオプションによってさまざまなプランがあり、僕は個別に写真を撮影して管理してくれる「スタンダードプラン」を利用しています。
預けたものをこんな感じで1点1点撮影してくれるので管理がしやすいです。
何を預けているか一目瞭然!
個人用なのでほとんどコレクションに使っていますが……(笑)
※もちろん撮影をしないプランもあり、若干お安くなっています。
また、サマリーポケットでは預けた衣類をクリーニングするコースもあり、衣装の管理にもうってつけですよ!
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大道具は解体→粗大ゴミ
宅配型トランクルームにも預けられない大道具たちは解体し、自治体指定の方法で処分することが一般的です。
でも、
まだ使えそうだし、やっぱりもったいない……。
公演を経て愛着が沸いた……。
など、手放しがたいと思うこともあるかと思います。
これについては元も子もない話ではありますが、劇団が小さいうちは立て込んだ舞台は作らない方が無難です。
凝った大道具は作るのに人手とコストがかかりますし、大きな舞台を使う必要があります。
最初のうちは大道具が必要ない素舞台の作品や抽象劇が公演コストの観点からオススメです。
夢がないかもしれませんが、逆に「大道具をたくさん使った公演を打つ」ことを目標にしてみるのもいいですね!
衣装・小道具は売ってしまうのもアリ
こちらも管理とは少し違いますが、普段使いできなさそう、ほかの公演でも使い道がなさそうな衣装や小道具は売ってしまうのも一つの手です。
捨てるのではなく売ることで、次の公演や劇団運営の資金にすることもできますよ!
そして環境にも配慮できるので、「売る」という方法も案外捨てたものではないかもしれません。
それではそんな小道具や衣装の売り方についてご紹介します。
フリマアプリ
買取ショップもいいですが、メルカリやラクマなどのフリマサービスも1点から手軽に売却することができます。
商品ごとに個別でやり取りが必要なデメリットはありますが、買取ショップより売り上げが多くなりやすいのでオススメです!
物販
その公演のキーになるような小道具や、手間暇かけて作った衣装なら、次回以降の公演で物販にするのも手です。
劇団のファンの方が公演の思い出に購入してくれるかもしれません。
また、集客力の高い劇団では椅子など汎用性の高い大道具や小道具はまとめてフリマイベントを開いて売ることもあります。
いつも開催されているわけではないですが、そういったイベントを利用すれば大道具などを通常より安く調達することができますね!
【まとめ】備品を整理して効率よく公演を回そう!
今回は小道具や衣装などの管理・処分の方法についてお話ししました。
はじめのうちはどれを処分すればいいのかわからず、あれもこれも保管しておきたいと感じがちです。
ですが、公演を繰り返していくうちに持ち続ける必要がないものとよく使うものが徐々にわかってくるので、少しずつ備品を整理できるようになるはずです。
上手に備品を管理して無駄のない劇団運営を目指しましょう!