【SNSをフル活用!】演劇・舞台公演の告知・宣伝方法

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公演を打っても客が来ない
社会人劇団を続けていくうえで一番の悩みのタネだろう。

演劇が多くの趣味と違うのは、
お客さんがいないと成立しない。
ということだ。

とはいえ普通に生活してたら集客とは無縁なわけで、何をどうすればいいかわからない人も多いと思う。

自分でも「これさえやれば千客万来!」みたいな解には未だたどり着いていない。

そんなんあったら芝居でメシ食ってるよね

それはそう。

それでも10年以上演劇をやっている経験から集客について解説するので、参考になればなによりだ。

目次

SNS

X(旧Twitter)

多くの人にとってはこれが一番身近なんじゃないだろうか。
普段から使いなれている人も多いことだろう。

公演の告知だけをポストするのも悪くはない。なにもしないよりはマシだ。
ただ、普段から投稿をしていないと、せっかくの告知が「知らない劇団の知らない公演」になってしまう。

フォロワーを増やしたり、劇団に親しみを持ってもらうためにも積極的にポストしよう。

ポストの内容は

  • 稽古に関する内容
  • 団員の日常

あたりが無難だ。

固定ポストには、

  • 次回公演の告知
  • 前回公演の終演のお礼ポスト

のどちらかがオススメ。

告知が出せるタイミングでお礼ポストから告知に切り替えるようにしよう。

メリット

  • 運営が手軽
  • 無料

デメリット

  • フォロワーを増やすのに時間がかかる
  • こまめな更新が必須

Instagram

こちらも基本的な方針はXとあまり変わらない。
ただやはりインスタは画像メインのSNSなので、告知や日常の投稿はいずれも画像の見映えに注力したい。
稽古風景そのものよりも、稽古場周辺のスポットであったり、照明が当たった舞台などの目を引く写真を選ぼう。

紹介あっさりしてない?

キラキラSNSは苦手なので……。

劇団の公式ページ

これは必須ではないがあるに越したことはない。
劇団の公式ホームページがあると劇団の信頼感がグッと増す。

演劇をやっていると忘れがちだが、そもそも「劇団」というのは世間一般から見ると怪しくて胡散臭い集団だ。
興味を持ってくれた人に信頼感や安心感を与える努力は常に心掛けたい。

例えば、劇団名でWeb検索したときにSNSアカウントではなく公式HPがトップに出てくる方が「ちゃんとしてる感」があるだろう。

また、SNSは固定ポストが作れるとはいえ、時間が経つと多くの情報が流れていってしまう。
過去公演やメンバーについてなど、劇団に興味を持ってくれた人に確実に届けたい情報は公式HPに置くようにしよう。

公式HPはサーバーをレンタルしてWordpressで自作してもいいが、初期費用が2万円近くかかる。
劇団の結成直後は何かと物入りなので、Ameba Ownedなどの無料でHPを作れるサービスを利用するのも手だ。

メリット

  • 劇団の信頼感が増す
  • 公演情報や団員紹介、メンバー募集などの重要な情報を確実に届けられる

デメリット

  • しっかり作り込むなら有料
  • HP作成の知識が必要

YouTube

YouTubeで劇団のチャンネルを作る。これは今紹介した媒体の中で最もハイカロリーだ。
SNSや公式HPを運営するだけでもかなりの労力なので余裕がなければ無理にYouTubeに手を出す必要はないだろう。
本命の演劇活動がおろそかになっては本末転倒だ。

ただ、手間がかかる分効果も大きい。チャンネルが育てば他の媒体よりも拡散効果が大きくなるのがYouTubeの強みだ。

動画の内容は

  • 幅広い層に興味を持ってもらえるもの
  • 興味を持ってくれた人により深く知ってもらえるもの

にしたい。

  • 超短編ドラマのショート動画
  • 公演の予告編
  • エンタメ系の企画動画

あたりが劇団のYouTubeチャンネルのコンテンツとしては一般的だと思う。

どれも知識や根性、時間が必要なものばかりだ。
かならず苦労することにはなるが、それでも当たれば効果が絶大なのは間違いない。劇団運営に余裕ができたら一度は挑戦してみよう。

メリット

  • 当たれば効果が大きい
  • 動画が新たなファン獲得の入口になる可能性がある

デメリット

  • 動画制作に必要な労力が莫大
  • 伸ばし方を意識しないと全く効果が出ない

まとめ

以上が演劇の集客のために使える広報の手段の一部だ。
「いいものを作ればみんな観に来てくれる」ということは残念ながら、ない。
泥臭い広報活動があってこそチケット完売、満席の劇場での公演に繋がる。

効果が見えてくると広報そのものにやりがいを感じたり、広報で得た知識を本業に活かすこともできる。
よい舞台を作ることと同じくらい宣伝も頑張ろう。

なによりも楽しむことが大切!

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